食欲不振をサポート

「にんにく」は中華料理、韓国料理、イタリア料理、フランス料理、エジプト料理などいろいろな国の料理に使われている人気のスパイス野菜と言われています。「にんにく」がこれだけ世界中の料理に使われるのは、健康効果だけでなく食欲をそそるからなのです。

 

食欲は健康とも深く関わり、食欲がないことによって必要な栄養を摂ることが出来ずに栄養不良になることも。逆に食欲が出てくると、あまり好きでなかった体に良い食品が食べられるようになったり、パワーアップにもつながります。

 

消化促進、消化不良を良い方向に

一般に「胃が弱い」という言い方をする人の多くは、消化不良傾向にあるのではないでしょうか。「にんにく」の有効成分アリシンが胃の粘膜を刺激することによって、胃の働きを活発にするだけでなく胃酸の分泌も促進していきます。ただし食べ過ぎは逆効果になってしまうこともあるので、適量を食べるようにしましょう。

 

ピロリ菌を抑制する強力な殺菌力

近年、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因の一つにピロリ菌の存在があります。以前は強い胃酸が分泌される胃の中では、細菌は生きられないと考えられていましたが、そんな過酷な中でも生きられる強力なピロリ菌の存在が発見されました。これがいろいろな悪さをしてトラブルを引き起こすことも分かり、排除するためには専門の治療が必要になります。

 

しかし「にんにく」に、ピロリ菌を抑制する働きがあることが分かってきているのです。アリシンやイオウ化合物の中でも特にS-アリルシステインの抗菌、殺菌作用、ピロリ菌の毒素中和、抑制作用がおおいに期待されています。ただしまだ研究段階の部分もあるので、今後の研究を期待したいところです。

 

食中毒を予防する

食中毒は軽度のものから重度なものまであり、重症な場合は命の危険まで考えられます。1度食中毒にかかってから、胃腸が弱くなってしまったという人もいるほどです。「にんにく」の強力な抗菌、殺菌力によって、このような食中毒を予防する働きがあります。

 

特に生の「にんにく」に含まれているアリシンや、イオウ化合物の中でもジアリルジスルフィドやアホエンなども強力な殺菌パワーがあります。お刺身など食中毒が気になるものに、ちょっと「にんにく」のすり下ろしを添えてみてはいかがでしょう。

 

毎日のすっきりをサポート

アリシンは腸内の悪玉菌を殺菌してくれる働きがあり、悪玉菌が減少することで整腸作用を発揮します。また「にんにく」には水溶性食物繊維が豊富に含まれているため、腸の蠕動運動を活発にして朝のスッキリをサポートします。ただし食べ過ぎは善玉菌まで減らしてしまうので注意が必要です。生の「にんにく」なら1日1片程度に抑えておきましょう。

 

血流を良くして腸も快調

「にんにく」には血流を良くする働きがあるため、冷え性の改善も期待できます。体が冷えていると内臓の働きも低下してしまい、胃や腸の働きも低下してしまうのです。冷え性が改善されてくると胃腸の働きも高まり、快調になるのは当然のことかも知れません。