ビタミンB1の吸収率を高めて疲労回復

「にんにく」には、ビタミンB1の吸収率を高める働きがあります。ビタミンB1自体はエネルギーになりませんが、エネルギーをつくるためには欠かせないビタミンです。しかしビタミンB1は水に溶けやすく、熱に弱くとてもデリケートな性質をもっています。そのためビタミンB1含有の食品を摂取しても、実際には3分の1も吸収できないのです。その上、血液中に長時間溜めておくことはできません。

 

しかしアリシンとビタミンB1が結びつくことでアリチナミンという物質になると、ビタミンB1の吸収率がグーンと高まり、血液中に長時間溜めておくこともできます。このことによって疲労回復に必要なエネルギーを、必要に応じて作ることができるのです。

 

肝臓の働きをサポートして疲労回復

食べ過ぎ、飲み過ぎ、睡眠不足、ストレス、運動などは肝臓を酷使し働きを低下させます。これがいわゆる肝臓疲労というもので、疲れの原因にもなるのです。例えば食べ過ぎは、大量に取った栄養の処理や、タンパク質の分解による毒素やアンモニアなどの分解や排出など肝臓を酷使します。

 

飲み過ぎは過剰なアルコールの分解などで肝臓を酷使。運動不足は血液の流れが滞り、汚れた血液の処理が必要となり肝臓を酷使。睡眠不足やストレスは、肝臓を動かす副交感神経がうまく働かなくなることから肝臓の酷使につながります。このように酷使してしまった肝臓の機能を、「にんにく」はサポートする働きのあることからも疲労回復を手伝ってくれるのです。

 

血流を良くして疲労回復

血流が滞ると疲労物質や老廃物も溜まりやすく、ますます疲労が溜まる原因に。また血流の低下によって代謝低下につながり、内臓の働きまで低下していき、疲労回復がなかなかでいないことにもなってしまいます。「にんにく」の有効成分アリシンやイオウ化合物は、抗血栓作用や末端血管拡張作用があり、血流の滞りを改善することから疲労回復につながります。

 

抗菌、殺菌作用も疲労回復をお手伝い

「にんにく」のアリシンや変化したイオウ化合物などには抗菌、殺菌作用があり、風邪やインフルエンザ、食中毒などから守ってくれます。これらの症状が出てしまうと疲労回復は望めません。

 

食欲増進、消化不良改善により疲労回復

しっかり食べられることでバランスの良い栄養を摂ることも疲労回復には大切ですが、「にんにく」には食欲増進、食欲不振改善作用があります。「にんにく」にはビタミンB1吸収率アップ作用とともに、胃の粘膜を刺激して胃の働きを活発にし、それと同時に消化も活発にする働きがあるのです。また「にんにく」の持つ殺菌力によって、腸内の悪玉菌を減らす働きもあります。このような「にんにく」の働きによって胃腸の調子が良くなり、しっかり疲労回復のための栄養素を取り入れることができるのです。